住宅の設計を考える②

ポリテクセンター大分の教材と図書館で借りた本 「総合課題 木造2階建ての住宅の設計」の2日目である。1階と2階の部屋の配置などを決めて、それぞれの階の平面図(配置図)を描いた。それを基に南側と東側から住宅を見た立面図を描いてみた。みんな定規を使ってきちんと描いているが、当方はなおもフリーハンドで大ざっぱな絵を描いている。まだ、基礎伏せ図と1,2階の床伏せ図、2階の小屋伏せ図が残っている。30日からは定規を使ってもっと正確に描くよう努力したい。

 11月にポリテクセンター大分の建築CAD・リフォーム技術科に入るまで建築の実際は何も知らなかった。昨日、大分県立図書館で借りた「現代建築学 建築計画2」(鹿島出版会)を読むと、「第1章住宅(独立住宅・集合住宅)」の「独立住宅の計画」の冒頭に次のように住宅設計の意味が書かれている。

 設計とは施主(建築主)との打ち合わせを通して、施主の深層にあるイメージを引き出し、新しい提案を盛り込んでいく作業である-と。本当はどこまでも奥深いのだが、こちらは素人である。イロハのイともいうべき約束事を聞いて付け焼刃で描くしかない。

 28日付の日誌でも書いたが、課題の条件がある。敷地面積は212.8㎡で、建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)は60%以下、容積率(敷地面積に対する床面積の割合)が100%以下に抑える。建築主の家族構成は夫婦と子ども2人。住宅は木造2階建てで延べ面積100㎡以上、敷地内に1台分の普通乗用車駐車場と2台分の自転車駐輪場を確保する-と、これらのことは28日も書いた。

 1階と2階に必要な施設にも注文がある。雰囲気ある民家(臼杵市中心部で)1階の客間は6~8帖程度で、将来は客間以外での使用も可能に。居間は8~10帖程度の程度の洋間とする。台所・食堂は8~10帖程度とする。その他、1階に必要なものは玄関ホール、トイレ、浴室、洗面・脱衣所でそれぞれの広さは「適宜」とされている。

 2階に必要なのは子ども室2部屋(各6帖以上で1帖程度の収納をそれぞれ設ける)と夫婦室(8帖以上の洋間で別途2帖以上の収納を設ける)。トイレなどは「適宜」とある。

 こうした条件は今建てられている住宅のスタンダード(標準)なのだろう。これはこれで勉強になる。

 さらに設計をするにあたっての注意事項が述べられている。まずは「『居室』は南面に配置することが第一」とある。居室とは簡単に言えば住人がよく使う場所、長くいる場所で、居間や寝室、ダイニングキッチン(台所+食堂)など。居室ではないのは玄関、廊下、トイレ、浴室などとなる。

 1階で言えば客間や居間、食堂・台所などを南側に配置することになる。2階は夫婦室と子ども部屋が南面に来ることになる。

 次の条件は敷地の形状にもよるが①東西に長く②南北に短く-を心掛けるとよいとある。10月に大分駅前で行われた催し要するに南向きの面積を増やし、そこに居室を配置するということだろう。続いて「木造の空間は3640ミリ×3640ミリ(8畳)を基準」として、それ以上大きな空間は避ける、とある。さらに「道路の位置に関わらず、原則として北側に水回りなどを設ける」とある。他にもあり、南北の軸(住宅の南北側の長さという意味だろう)は極力7.28m以内に抑える、というのもあった。

 廊下は極力短くという指示などもあった。こうしたさまざまな注意事項は戸建て住宅を建てる際の基本的な約束事、経験から来る知恵だろう。素人には有り難いが、注意事項に従って描いているうちに平々凡々たるものができてしまった。ただ、木造住宅づくりを一から学ぶには、これでいいのだろうと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です