家を最初から作り直す

テーブルを占領した資料 今日は一日朝から晩まで鉛筆と定規を持ちっぱなしだった、と言えば少し大げさになる。ただ、そんな感じで課題に取り組んでみた。ポリテクセンター大分の職業訓練を11月から受けていることは何回も書いてきた。建築CAD・リフォーム技術科では1日まで3日間にわたって「総合課題 木造2階建て住宅の設計」に取り組んだ。しかし、2階の床伏図兼1階小屋伏図がうまく描けない。1階と2階の柱の位置にちぐはぐなところがあるのだ。

 1階の客間(和室)と廊下の上に2階の子ども部屋2部屋が乗るのだが、どうもうまくいかない。そこで日曜日の休みを利用して最初から考え直してみることにした。

 1日のこの日誌では「ノロノロ運転が続いている。平面図、立面図、基礎伏せ図などは終えたが、伏せ図はまだある。1日は2階の床伏せ図兼1階小屋伏せ図、2階小屋伏せ図あたりをうろちょろして、課題の最後となる壁量計算や四分割法まで最終的にたどりつけるかどうか分からない」と書いた。

 問題は2階床伏図兼1階小屋伏図である。2階の柱と1階の柱が同じ場所にあれば問題ない。違う場所にある場合は1階の柱と柱の間に梁(横架材)を渡して2階の柱を支える必要がある。その際に支える1階の柱と柱の距離が問題になる。梁が細ければたわみやすい。柱間の距離が長くなるほど頑丈な太い梁が必要になる。

 ならば、梁を太くすればいいという考え方は実際的ではない。第一に費用がかかる。しかも、ここでの課題は柱間の適切な距離を取り、設計することである。

 2階の子ども部屋は同じ大きさ、同じ広さの部屋を二つつくった。設計のつじつまを合わせるために子どもの1人に我慢してもらって二つの子ども部屋の大きさを変えることも可能だ。建築の入門書を買ってみたそういう注文が来たらいいが、一般的には「同じように」と言う施主(建築主)のリクエストが来ると考えた方がいい。とすれば客間(和室)のレイアウトを変更するしかない。

 そんなことで平面図(部屋など配置図)から書き直すことにした。和室を6畳間から8畳間に、そして、再び6畳間に戻した。変則かもしれないが、和室の三隅に91センチ(約3尺)四方の「押し入れ」を設けることで、柱を立てたりして1、2階の柱の調整をした。

 いわゆる「売れる家」「住みやすい家」ではないと思う。何せ建築の常識の99.9%を知らないまま「2階建て木造住宅の設計」をしているのである。とりあえず柱と梁が理屈に合うように部屋などの配置を考えてみたというだけだ。

 そんなことで、平面図から図面の最後となる屋根の設計(2階小屋伏図)まで書いてみた。正しくできたかどうかは分からない。設計の勉強は難しく、訓練についていけているのかも分からない。ただ、一生の買い物である「家」について何も知らなかったことを改めて気づかされたことが大きい。もう少し勉強して持ち家コンサルタントになりますか。

 もちろん、素人に毛がはえたような人間が通用するような、そんな甘い世の中ではないことは分かっている。冗談である。

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