伏図は未消化のままに

 5日からは建築CADに入っていく「総合課題 木造2階建て住宅の設計」の訓練が4日に終わった。結論を言えば、住宅設計はうまくいかなかった。「伏図」が未消化に終わってしまった。伏図は簡単に言えば住宅を建てるための詳細設計図であり、建築指示書である。これがなければ現場の作業はできないだろう。

 伏図を何枚も描いてみたが、うまくいかない。基礎が分かっていないことが分かったことが収穫だった。ポリテクセンター大分建築CAD・リフォーム技術科の訓練は、5日からは訓練前半の山場となる建築CADが始まる。徒手空拳では伏図の二の舞になりかねないと思って書店で建築CADの入門書を購入した。理解できるだろうか。

 家を設計するにしても、その手順すら知らなかったといっていい。「総合課題」で与えられたのは、まず夫婦と子ども2人の家族が住む延べ面積100㎡以上の家を設計すること。敷地内には1台分の普通乗用車の駐車場と2台分の自転車駐輪場を確保することも指示された。

 もう少し細かい条件もあった。1階には客間、居間、台所・食堂などを配置し、2階には子ども部屋と夫婦室などを設け、それぞれ一定規模以上の広さにすること-などである。

 課題で示された建ぺい率や容積率の範囲内で設計する。まずは大ざっぱに区画分け(ゾーニング)して-などと言われたが、それもどうもうまくなかったようだ。

 3日の日誌で紹介した「楽しく分かる! 木構造入門」(佐藤実著、エクスナレッジ発行)を読んでいると、186ページに「柱や梁の配置を考える『架構(かこう)設計」と、間取りやデザインを考える『意匠設計』は同時に設計することが基本」などとあった。

 家の安全性を確認しつつ、デザインなども決めていく。当たり前のことだが、実際に自分がやった手法とまったく違うと思った。屋根の形や部屋の間取りも適当に決めて、あとで構造的に大丈夫か、安全かを判定する-そんなやり方だった。これでは最初に躓くと後はつじつま合わせになる可能性が高い。

 お手本を見て、真似てみる。お手本の安全性を自分で計算し、確認してみる。そんな作業をしていけばもう少し現実的な家を描けるようになるかもしれない。失敗を糧に少しずつ考えながら勉強していこう。訓練期間はあと5か月ある。

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