金利なしで得する者は

週5日通う職業訓練校 「ゼロ金利の罠」-。岩波新書の「タックス・イーター」(志賀櫻著)を読みながら頭に浮かんだ言葉である。「貧困の罠」という言葉からの連想である。例えば病気などがきっかけとなって生活保護を受けることになると、そこから抜け出すのが極めて難しくなる。罠にはまった状態になる。

 それと同じように「金利なし」の状態が続くと、そこからはい出せなくなる-。今の日本経済はそんな罠にはまってしまったのではないかと考えたのだが、基本的なことを間違えていた。「ゼロ金利」は日銀の一時代前の政策で、今は「マイナス金利政策」なのだ。

 ゼロからマイナスへ。それは抜け出すべき罠、落とし穴がより深く、厳しくなったということか。 続きを読む 金利なしで得する者は