ちょっと寄り道をして

大分市内中心部で開通したばかりの道路 ポリテクセンター大分建築CAD・リフォーム技術科の11月入所生の訓練は、25日も建築CAD検定2級の試験問題の練習である。この日は窓やドアなどの建具の部分を描いた。ペースは速くはないのだが、説明を少しでも聞き漏らすと操作の要領が分からなくなる。集中力が切れそうになる時もあるが、ついていくしかない。

 午後3時35分が訓練の終了時間。少し残ってトイレの便器の描き方を練習した。そして、センターの駐車場にとめたクルマへ。いつものように国道197号を西へと家路についたのだが、ふと思いついて途中で横道に入ってみた。中島錦町線。今月20日に開通式が行われたばかりである。

 大分川の西岸沿いを南北に走る短い道路で、この道路によって北側の国道197号と南側の国道10号が直結される。

 大分市でも鉄道やバスが走っているのだが、鉄道も走ってはいるが朝晩の主要道路の混雑ぶりを見ると、圧倒的にクルマに対する依存度が高いと感じる。全国の大半の都市でも事情は同じではなかろうか。だから、道路の混雑緩和が大きな課題であり、大分市内でも新たな道路建設が続いている。

 しかし、である。道路事情が良くなっても混雑がなくなるとは限らない。クルマの交通量が増えて新線開通による混雑緩和効果を打ち消してしまうこともある。

 クルマで毎日通勤する身でありながら、こんなにクルマ依存の生活をおくっていいものかと時折自問してしまう。堺屋太一氏の小説「油断!」ではないが、もしも石油の輸入が突然途絶えたら-と考えてみることもないではない。

 ところで国道197号は不思議な道路である。海を越えて大分と四国を結ぶ。大分市から佐賀関半島から豊予海峡を渡り、愛媛県の佐多岬半島に上陸。愛媛県内を通って高知県に入り、高知市に至る。

 大分県のホームページを見ると、「豊予海峡プロジェクト」というものがあり、中国・四国・九州の西瀬戸7県と関係経済団体では「豊予海峡ルート推進協議会」を組織し、このプロジェクト実現に向けて様々な活動を行っています-と書いてある。

 愛媛と大分の間に大きな橋を架けるという構想のようだ。高度経済成長期でもあるまいに、と個人的には思う。ただ、こうした旧来の発想をする人は今でも意外に多いのだろう。

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