パンフェスの列に並ぶ

大分駅に向かっていくと視界がどんどん悪くなった JR大分駅前広場で開かれる「第5回パンフェス」をのぞいてみようかと思って大分駅に向かっていくと、先が白く煙ってきた。国道10号は視界がきかない。大規模な火事でも起きたのだろうか。それにしては消防車のサイレンは聞こえない。歩道に立って写真を撮っていると湿ってくる。霧のようだ。この時期の大分市では珍しくないのかもしれないが、初めて見たので驚いた。そして、パンフェス会場でも驚く風景を見た。開会前から人気のパン店には長い行列ができていた。これも予想外だった。

 3日は夕方から雨が降った。4日の朝は雨が止んでおり、時折日差しがあった。ウィキペディアを見ると、霧(きり)とは、水蒸気を含んだ大気の温度が何らかの理由で下がり露点温度に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態、とあった。歩道橋から国道10号を写すさらに、大気中に浮遊する水滴が光を散乱するために起こる現象である。気象観測においては視程が1 km未満のものをいう-ともある。

 つまり、昨夜来の雨で大気がたっぷりと水蒸気を含んでいる状態にあるところで、気温が下がったため、大量の気体(水蒸気)が液体(水粒)となって濃い霧が発生したということか。珍しいなと思って何枚か写真を撮った。

 しかし、それもわずかな時間だった。パンフェス会場に午前9時半過ぎに着いた時には霧も晴れていた。霧にも驚いたが、パンフェス会場にはあちこちで行列がパンフェス会場では既に長い行列ができていることに驚かされた。パンフェスは3、4両日の日程で開かれた。3日に地元の大分放送(OBS)がニュースで「人気パン屋が集結『パンフェス』大盛況」と取り上げた。その影響も大きかったのではないか。OBSによると、今回は県の内外から初出店の10店舗を含む41店舗が出店しているという。

 当方は行列にびっくりして、とりあえず並んでおくことにして、何も考えずに行列の一つに加わった。それにしてもパンの人気は大したものだと思う。「おいしいパン」という一言が人々を魅了する。

 しかし、とへそ曲がりは思わなくもない。手間ひまかけたとはいえ、小さなかわいらしいパンが1個200円。3日のうすき海鮮朝市で買った豆アジ35匹が200円。どちらがお買い得と聞かれれば魚好きの当方は豆アジだと答える。買ってきた後、内臓を取ったり、調理したりの手間がかかるが、当方はそれでも安いと感じる。ただ、このパン人気を見ると、当方の感覚は世間の常識とはずれているようだ。行列に並びながら、そんなことを改めて考えさせられた。

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