人間だからミスもする

ポリテクセンター大分の正面入り口 人間だからミスをする。きちんと寸法を測ったつもりだったが、ズレている。ノコギリで切り間違える、ノミで削り間違う-。ポリテクセンター大分の建築CAD・リフォーム技術科11月入所生の12日の訓練は、先週からの通称「犬小屋」づくりの続きである。自分では一所懸命にやっているつもりだが、加工をして角材と角材を組み合わせようとすると、ぴったりとはくっつかず、隙間が空いている。

 「へたくそだな」と心の中でつぶやいて、途中でやめたくなるが、そうはいかない。犬小屋づくりは10人前後の3班に分かれて行う。自分が気に入らないからと言って、後の作業をおざなりにするわけにはいかない。気持ちを切り替えて、もう一度頑張ってみる。大勢でする作業に意味があるのは、前向きな気持ちを引き出してくれるからだと思う。

 青臭いかもしれないが、「もっと上手になりたい」「もっと良いものをつくりたい」「もっと自分で納得のいく仕事をしたい」といった情熱を持って何事にも取り組んでこそ、人は成長するし、人様に認められる結果を出せるのではないか。

 テレビのニュースや新聞をきちんと見たり、読んだりしていないので断定的なことは言えないが、印象としてはひどいものだと思うものが多い。職業人としてのプライド、人としての矜持が感じられない。一所懸命にやって失敗したことにはまだ救いがある。しかし、最近のものはどうか…。政治家や官僚には良心というものがないのだなと本気で思ってしまいそうだ。