記事の数字が気になる

大分市が購入したパルコ跡地 大分市によるJR大分駅前の通称パルコ跡地購入については、この日誌でも何回か取り上げている(例えば11月11日付日誌「23億円は高い安い?」。大分市は20日付で所有者の社会医療法人恵愛会と売買契約を結んだようだ。大分合同新聞が一面トップで大きく報じていた。新聞では契約締結の事実とともに、パルコ跡地を巡るこれまでの水面下の動きについて書いていた。

 当事者の公式な説明が少ない今回のようなケースでは、見えないところでどんな動きがあったか知りたいところで、興味を持って記事を読んだ。そして、読んでいくと最後にちょっと気になる数字が出てきた。

 記事には、ある不動産関係者の証言として「(土地購入価格で)30億円規模で提示した企業のうわさもあった」という話を引用している。しかし、記事には30億円の根拠となる数字のようなものは示されていない。もう一つ腑に落ちない、消化不良のような気分になった。30億円の信ぴょう性を高める材料を記事に加えることはできたのではないか。 続きを読む 記事の数字が気になる

今に繋がる切支丹遺跡

野津中央公民館で開かれたシンポ 日本におけるキリスト教の受容、変容、同化の歩みを、うまくいけば現代まで、臼杵市野津町でたどれる可能性が大きい-。19日に野津中央公民館で開かれた「シンポジウム臼杵からキリシタンの歴史が見える」の結論を、そう理解した。有力な手掛かりとなるのは、ほぼ完全な形で見つかった下藤地区キリシタン墓地などの遺跡と数多くの古文書。シンポジウムではマレガ神父が収集した臼杵藩資料などの調査研究状況も報告され、成果の一端が披露された。 続きを読む 今に繋がる切支丹遺跡

餅こそソウルフード?

つきたてのような柔らかい餅 18日に佐伯市蒲江で伊勢エビ料理のコースを満喫したことは報告した。その際に「道の駅かまえ」にも寄ってみた。蒲江の名菓といえば「うず巻」である。うず巻をつくっている業者は幾つかあり、正栄堂製菓もその一つである。道の駅の販売コーナーでは、そのうず巻の横につきたてのように柔らかな餅があった。賞味期限も11月24日としばらくあるので、今回はこれを買うことにした。

 2016(平成28)年3月から17(同29)年8月まで佐伯市に暮らして驚いたことは、何かというと「餅まき」が行われることだった。佐伯のソウルフードは「ごまだしうどん」と言われるのだが、本当に欠かせない「ソウルフード」は餅ではないかと思っている。 続きを読む 餅こそソウルフード?

蒲江で伊勢エビを堪能

イセエビの刺身もはぷりぷりだった 久しぶりに佐伯市に足を踏み入れた。遅ればせであるが伊勢エビづくしの料理をいただこうと蒲江に行ってみたのである。佐伯市と宮崎県延岡市で9月から11月にかけて「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り」を開催していることは、現役時代の7月28日付佐伯支局長日誌「伊勢えび海道繁盛祈願」などで紹介した。

 伊勢えび祭りは11月30日まで。いつの間にか10日余りで終わるところまで来ていた。今日を逃せば次はないという気持ちでクルマに乗り込んだ。向かったのは蒲江西野浦の民宿・旅館まるに丸。数ある店の中からここを選んだのはもちろん理由がある。 続きを読む 蒲江で伊勢エビを堪能

体系的に勉強したいが

ポリテクセンター大分の正面玄関 大分市皆春のポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)での訓練の第2週が終了した。建築CAD・リフォーム技術科では17日から「建築法規」の話に入った。3日間を1単位に最初の1カ月間は「建築学一般」について学ぶ。ただ、学ぶ分野の中にいろいろあって前後のつながりを感じにくい。

 訓練期間は6カ月間。前半の3カ月は座学中心で、後半の3カ月は実習となる。かんなやのこぎりなどの大工道具の取り扱いから始めて木造住宅の骨組みを造ったり、内装施工をしてみたりする。結構駆け足なのである。

 センターでの訓練の目的は、建築関連の仕事に就くための必要最低限の実務的な知識や技能を身に着けてもらおうというもの。いわば人材の促成栽培といってもいいかもしれない。

 これではもう一つ深みがないような気がして図書館に行ってみた。幸い建築関係の蔵書は多い。その中で「現代建築学 建築計画1」(鹿島出版会)を借りてきた。少し体系的に学べるのではないかと思ったが、どうだろう。

自分なりの家を考える

どっしりとした雰囲気の民家 11月2日に入所式が行われたポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)建築CAD・リフォーム技術科での訓練(勉強)も2週目を終えようとしている。

 訓練は伝統的な工法(在来軸組み工法)で建築される木造2階建ての住宅をモデルに、土台や柱、梁(はり)などの部材の名称を知ることから始まった。続いて平面図(部屋などの間取りを上から見た図)や立面図(建物を横から見た図)を読み、それを書き写す作業を行った。

 14日からは簡単な構造計算を行った後、住宅の基礎と1階・2階部分、屋根に入れる梁などを図面上に描く「伏せ図」の練習をした。どこにどのくらいの強さの部材を入れるかなど家の設計を考える際に欠かせない基礎的な作業である。

 一通りの勉強を終え、今月末頃には自分なりの家、住んでみたい家(2階建て木造住宅)をテーマに各自で平面図から伏せ図まで作ってみるのだそうだ。

 どんな家に住みたいかと言われて、格別これというこだわりはないが、自分なりに考えて設計してみろといわれても、今のままではきちんと図面ができそうにもない。さてさて困ったことだと思う。

15日はかまぼこの日

 新大分名物のにらぎょろ15日は「かまぼこの日」だそうだ。日本農業新聞15日付朝刊の一面コラム「四季」に書いてあった。業界団体の全国かまぼこ連合会(全かま連)が制定した。コラムによると、「かまぼこ」は昨今、メディアの脚光を浴びているという。魚の練り物、かまぼこ製品が文献に初めて登場するのは平安時代の1115年。かまぼこには900年余りの長い歴史があるとのことだ。 続きを読む 15日はかまぼこの日

坂ノ市に古民家を見に

分譲住宅地の看板があった 地図で見当をつけて行った場所は新興住宅地のように見えた。近くにはスーパーやパチンコ店などがあり、川沿いには宅地分譲の看板がある。その中に大きな家が見えた。路地を入っていくと、これだろうかと思われる家があった。大分市坂ノ市にある登録文化財「荻本家住宅」。大分市のホームページの解説によると、江戸時代末期に建築された入母屋(いりもや)造、桟瓦(ざんがわら)葺の木造平屋建て住宅である。登録文化財はこれではないかと思った

 大分市皆春にあるポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)からクルマで行けばそう遠くない。14日は木造住宅の構造計算のさわりを習った。ポリテクセンターで話を聞くだけでなく実際にいろんな建物を見た方がいいだろうと考えて、センターでの訓練終了後に訪ねてみた。

 江戸末期といえば150年以上の前になる。もっと外観が古びた感じの建物を想像していたが、そんな住宅は見当たらなかった。その中でこれかなと思ったのが写真の建物だった。そう思って見れば歴史の重み、風格が漂っているような気がしてきた。