税を考える週間だとか

 住民税について説明する大分県の資料11日から17日は「税を考える週間」だそうだ。租税の意義、役割や税務行政の現状について国民の理解を深めてもらうおうと、国税庁が設けた。税制や財政は難しい。国民が納めた税金が適切に使われているのか。国や都道府県、市町村の予算書を見ても数字が並んでいるだけでさっぱり分からない。

 もっと言えばさまざまな名目で徴収されているのに忘れている、気づいていないことがある。

 例えば「東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律」をご存じだろうか。この法律に基づいて市町村と県の住民税を合わせて納税者1人当たり計1000円が上乗せ徴収されている。そんなことは忘れていたし、何に使われているかも考えることさえなかった。 続きを読む 税を考える週間だとか

ぎょろっけの始まりは

津久見市の太田商店が出店していた 11、12の両日開かれた「おおいたマルシェ」に行ってみた。JR大分駅南側にある芝生広場「大分いこいの道」が会場となり、大分市以外からも出店がある。津久見市からは「太田商店」と「やきとり亀吉」(亀吉)が参加していた。津久見市は9月に襲来した台風18号で大きな被害を受けた。その復旧・復興の途上にあり、太田商店の店先には「がんばろう津久見」の幟がはためいていた。太田商店といえば「ぎょろっけ」である。コロッケの形をした、さつま揚げ風の魚肉と野菜の練り製品と説明すればいいだろうか。ところで「ぎょろっけ」の始まりはいつ、どこでだろう。それを言い出すと論争が起きるかもしれない。 続きを読む ぎょろっけの始まりは

23億円は高い安い?

大分市が購入を決めたJR大分駅前の土地(今年5月撮影) 大分市のJR大分駅前にある通称「パルコ跡地」(約4300㎡)の買い主が決まったようだ。大分市は10日に開かれた市議会全員協議会で、パルコ跡地を約23億円で購入する方針を明らかにした、と新聞報道などで見た。この日誌でもパルコ跡地問題を何回か取り上げた(最初は6月28日付佐伯支局長日誌「一等地を市が買うの?」だった)。10日の議会全員協議会では「価格が妥当か」などの指摘があったそうだが、そもそも「是が非でも市が取得しなければならない」土地なのかどうかがよく分からない。

  市のホームページにも詳しい情報はない。パルコ跡地の購入資金を計上した8月の市一般会計補正予算案には「大分市中心市街地祝祭広場整備事業」「30億円」と書いてあるだけである。しかも、大分市が試合会場の一つとなる2019年のラグビーワールドカップ閉幕後も祝祭広場として使い続けるかどうか、再検討されるらしい。確固たる将来方針もなさそうなのにポンと23億円も出す大分市は太っ腹だ。 続きを読む 23億円は高い安い?

二次元と三次元の往復

護国神社近くから見る大分市の風景 建築製図(読図)入門の2日目である。ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)の実習室にある製図台に向かうのも2日目となった。初日の平面図に続き、立面図の作図を行うことになった。

 平面図とは上から見た家の間取り、部屋の配置である。立面図は横から見た住宅の外観である。初日に比べ2日目は首肩の凝りや目の疲れもちょっと軽くなった気がする。わずかだが慣れたのかもしれない。 続きを読む 二次元と三次元の往復

製図作業で首肩と目に

 ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)の建築CAD・リフォーム技術科の訓練は9日から、建築図面の見方・描き方に進み、武藤工業のHPから製図台がある実習室を使うことになった(左の写真は武藤工業のホームページから拝借した)。実習室は、写真のようなものが並べられた大きな部屋で、30人の訓練生がそれぞれ1台ずつ使う。最初に製図用ペンや定規類などの一式が配られ、建築図面で使われる極太線と太線、細線の説明を聞き、実際に描いてみることから実習は始まった。

 この後、住宅1階の平面図(リビングダイニング、和室、浴室、トイレ、洗面所、玄関、ポーチなどの配置図、間取り)のお手本を見ながら、マス目の小さな方眼紙に書き写す作業となった。柱や壁などモノによって極太線、太線、細線とかき分けなければいけないのだが、写したものを見ると、どの線も同じように見える。

 初めての作業に首や肩は凝るし、目はしょぼつくし、パソコンの画面を見ることも億劫に。今日の日誌はこれぐらいで終わりとさせてもらいます。

初めてのジョブカード

ジョブカードの案内チラシ 「ジョブカード」を知っている人はどれくらいいるだろう。ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)で8日、今月2日に入所した訓練生のための第1回就職活動全体説明会が開かれた。テーマは「新ジョブカードについて」だった。ジョブカードの作成は履歴書を書くための準備作業でもある。説明会ではジョブカードを書くための前段となる「これまでの自分を振り返る作業」をすることになった。

 まずは「自分が熱中し、没頭し、ワクワクした経験を書いてください」とある。36年余の記者生活を振り返れば、特ダネだなんだのと大騒ぎしたこともあったし、他社に出し抜かれてほぞをかんだこともあった。しかし、今になって振り返れば、当時の自分が思ったほどには大したことでもない。改めてサラリーマンとして何をしてきたかと問われると、困ってしまい、何も書けなかった。 続きを読む 初めてのジョブカード

仕事いろいろ求人回覧

図書館で建築関係の本を借りた 6日の月曜日からポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)で訓練が始った。教科書に「図説やさしい建築一般構造」(学芸出版社)を使って木造住宅の基本構造と専門用語を学ぶ。馴染みのない話だからなかなか頭に入ってこない。この授業の最初に求人リストが回覧される。面白そうな仕事はないかと思い、見ていくと「産業洗浄士」の募集があった。これは何だろう。ネットで検索すると、公益社団法人日本洗浄技能開発協会のホームページがあった。そこに「産業洗浄技能検定」があり、職業能力開発促進法に基づく国家資格検定であると、少し自慢げに書いてあった。 続きを読む 仕事いろいろ求人回覧

工業都市・大分の風景

新日鉄住金大分の工場が見える 大分市を東西に抜ける国道197号でいつも「工業都市・大分」を実感する場所がある。国道197号を東から西へ。山津町のあたりだろうか。道が緩やかに上り坂になるところがある。運転席から新日鐵住金大分製鉄所が見えてくる。

 総務省・経済産業省の2012(平成24)年経済センサスの「産業小分類、市町村、都道府県のランキング」がある。製造業の売上(収入)金額の上位100市町村を見ると、臨海部には化学工場などもあるトップは愛知県豊田市で9兆7415億円、次いで東京・特別区部の7兆3423億円、3位が神奈川県川崎市の5兆2825億円だった。大分市はと見ると、全国11位で2兆8821億円とある。九州ではトップで、大分市に次ぐのが15位の北九州市(2兆1569億円)である。

 大分市の統計資料を見ると、製造品出荷額等が最も多いのが石油製品・石炭製品、次いで化学、鉄鋼、非鉄金属などと続く。臨海工業都市・大分の「表情」がはっきりと分かる山津町付近を通ると、特に夕暮れ時には、その光景がいつも心に残る。