シベリア出兵~その②

シベリアでの1年間をつづった日記 シベリア出兵のにわか勉強を続けた。今日の資料の一つは「シベリア出征日記」(松尾勝造著)。風媒社から1978(昭和53)年2月に初版が発行されている。松尾氏は18(大正7)年8月にシベリアに派遣された第十二師団の小倉第十四聯隊に所属し、8月10日に出征、翌19(同8)年7月8日に帰還した。その間、日記を書き続け、「ユフタの惨劇」の目撃者にもなった。資料はそれともう一冊。「シベリア出兵~近代日本の忘れられた七年戦争」(麻田雅文著、中公新書、2016年9月発行)。当時の国際情勢や国内の政治情勢などを踏まえて大所高所から日本のシベリア出兵を分析、解説したものだ。 続きを読む シベリア出兵~その②

シベリア出兵の百回忌

墓石が並ぶ桜ケ丘聖地 「ユフタ」と聞いても全く分からない。シベリアの地名だと言われても何のヒントにもならない。「シベリア出兵『ユフタの墓』」(柴田秀吉著、2005年発行)によると、ロシア極東の港ウラジオストクから西へ約1600km行ったところのようだ。ここで1919(大正8)年2月25日から26日にかけて戦闘があり、大分聯隊の一個大隊が全滅する悲劇があった。大分県別府市に住んでいた柴田氏(故人)は残されていた大隊の「陣中日誌」などを手に入れ、多くの人に事実を知ってもらおうと一冊の本にまとめた。来年はその百回忌ということになる。 続きを読む シベリア出兵の百回忌

ブンヤ暮らし三十六年

 「定年」に関連する本は数多い大分県立図書館の蔵書検索で「定年」とキーワードを打ち込んでみると、966件出てきた。出版年月が新しい順に並んでおり、最初に登場したのは今年5月に出版された「シニア人材という希望」(中原千明著)である。リストをざっと見て、探していた本は20番目にあった。「定年前後の年金・保険・税金の手続きをするならこの一冊」(岡田良則著、自由国民社刊)。残念ながら「貸出中」だった。さらにリストを読み下って60番に参考になりそうな本があったので借りることにした。 続きを読む ブンヤ暮らし三十六年

本社を誘致するために

府内町・大手町を紹介する案内板 「今日は休みます」と一言書いて終わろうと思ってパソコンの前に座ると、休みますだけでは能がない気がしてきた。そこで8月8日付佐伯支局長日誌「大分市議会の議案質疑」の続きを書くことにした。8日の日誌では大分市は大手企業の本社誘致活動をしてないのだろうかと書いて終わったが、府内町・大手町エリアには大きなビルは少ない調べてみると誘致のための市の制度があった。では、移転してくる本社の受け皿はどこにあるか。JR大分駅北側の府内町・大手町は場所的に良さそうだが、いかんせん新しくて大きなビルが見当たらない。その他にもオフィス街といった感じの場所はなさそうなのだ。 続きを読む 本社を誘致するために

大分市議会の議案質疑

歩道橋から大分市役所を写す 大分市議会の8月臨時会の議案質疑が8日行われた。臨時会は、同市がJR大分駅前の空き地を買うための予算案を議会に認めてもらうために開かれた。この土地購入の動きについてはこの日誌でも何回かご紹介している(例えば6月28日付佐伯支局長日誌「一等地を市が買うの?」)。中心部に新たな公園を整備することの意味がよく分からないと思い、議会の質疑も聞いたが、すっきり理解できたとはいえない。ただ、とにかくも土地を購入するのだという市の強い意志だけははっきりと分かった。 続きを読む 大分市議会の議案質疑

被害なしとはいかない

台風一過の晴れ間とはならず 7日朝、佐伯市防災危機管理課に電話して、台風5号に伴う被害の有無を確認。浸水被害や土砂災害の連絡は入っていないとの話だったので、佐伯市内を少しクルマで回ってみることにした。左の写真は7日午前7時半過ぎに撮影した。同じ構図の写真を台風3号通過後の7月5日にも撮っている。それが右の台風3号通過後の佐伯市内の一コマ写真である。駆け足で通り過ぎていった台風とのろのろ台風との違いだろうか。右の写真に比べ左は台風一過の晴れ晴れしさがなく、空も空気もどんよりしている。それでも被害がなくて良かった。そう思って午前10時過ぎに念のため防災危機管理課に電話すると、落石による民家の破損が1件あったという。被害ゼロを願ってもなかなか難しい。 続きを読む 被害なしとはいかない

台風情報は何かあれば

臼杵港でも白波が見えた 台風5号に伴う風と雨は激しくなったり、弱まったりを繰り返している。6日午後5時半に佐伯市防災危機管理課に電話すると、15分ほど前に同市宇目の木浦鉱山区と落水地区の計50世帯74人に避難勧告を出したとの話だった。深夜から7日未明にかけて台風が最接近する。何かあれば随時発信したい。写真は午後3時過ぎの臼杵港のフェリー発着場。岸壁から白波が見えた。雨の中、臼杵、津久見両市内も一回りしてみた。

台風前に港をぶらりと

鶴見の港では巻き網船が並んでいた 朝から天気がめまぐるしく変わる。強い雨になったかと思うと、青空が広がり、強い日差しが降り注ぐ。天気の急変は台風5号の影響であることは間違いない。海の方はどうだろう。佐伯市中心部の葛港から鶴見半島の方へとクルマを走らせてみた。あちこちに船が係留されているが、台風に備えたものなのかは分からない。波も穏やかで台風がじわじわと近づいて来ているとは思えない。津久見港内に停泊している船ついでだからと津久見、臼杵両市にも足を伸ばした。津久見湾内も穏やかで、岸壁から少し離れたところに停泊する船があった。日常と変わらぬ風景がそこにあるが、台風の影響は確実に出ている。 続きを読む 台風前に港をぶらりと