佐伯から日豊線を北へ

津久見市徳浦で山が大きく崩落していた JR九州は日豊線臼杵~佐伯間の運転見合わせを続けている。台風18号に伴う豪雨が原因である。被害がどの程度なのか。復旧はどれくらい進み、再開はいつごろになりそうなのか。JR九州のホームページを見てもよく分からない。9月25日からの日豊本線・豊肥本線の運転計画がホームページにあったが、「臼杵~佐伯間」は「運転見合わせ」とあるだけで、今後の見通しなどは全く分からない。ならばと国道217号を佐伯から臼杵へとクルマで走って日豊線を自分の目で見てみた。 続きを読む 佐伯から日豊線を北へ

大友宗麟入門~その①

臼杵市歴史資料館の企画展「大砲と十字架」 臼杵市歴史資料館で企画展「大砲と十字架~宗麟・臼杵・キリシタン文化」が開かれている。24日に学芸員による説明があるというのでのぞいてみた。宗麟(そうりん)といえばキリシタン大名として知られた大友宗麟(1530~1587)である。戦国時代に一時は九州最大の勢力を誇った。大分では圧倒的な知名度があり、大分川にかかる新しい橋も「宗麟大橋」と名付けられたほどだ。こちらは生粋の大分市民でもないので、もう一つ馴染みが薄い。そんなわけで少し勉強してきた。 続きを読む 大友宗麟入門~その①

家庭で役立つ防災知識

大量の家財道具が廃棄物となる 大分県が発表している台風18号に関する災害情報の最新版は23日午後3時現在の第18報である。それを見ると、津久見市の住宅の浸水被害がなお増え続けている。第17報(22日午後6時半現在)と比較してみる。例えば県内の住宅の床上浸水被害は17報の1389棟から18報で1463棟に増えた。増えたのは津久見市(896棟から972棟に)である。市にとって想定外の事態だったのだろう。被害の全容をつかむのに時間がかかっている。

 災害を見るにつけ聞くにつけて思う。どうやったら少しでも被害を減らすことができるのか、と。 続きを読む 家庭で役立つ防災知識

ハザードマップの作成

国交省の発表資料 「ハザードマップ」「作成」の二つのキーワードでネット検索すると、「水害ハザードマップ作成の手引き」が出てきた。表紙に「平成28年4月」「国土交通省水管理・国土保全局 河川環境課水防企画室」とある。昨年4月に水害ハザードマップ作成の手引きの改定版が発表された。その時のプレスリリースも見つかった。まずはこれでハザードマップについて少し勉強することにした。 続きを読む ハザードマップの作成

もっと厳しい筋書きも

臼杵市望月で開かれている「かかし祭り」 あと1時間大雨が続いていたらどうなったか-。「台風18号の総括(私見)」と題された資料をいただいた。「剣道家としての『吉丸一昌』について」などの資料を以前いただいたことがある大分市在住の郷土史家の方からだった。氏は「大野川、番匠川、大分川も本堤防の大規模決壊、中小河川の内水氾濫等、また土砂崩れが今回以上に発生したと思われます」と書いている。誰でもより深刻な事態を想像するだろう。18日は午後6時前から同7時すぎにかけて大分県内の主要港が満潮を迎えた。台風の進路、速度が少しでも違っていたら、より厳しい最悪の筋書きもあり得たことは肝に銘じておくべきだろう。 続きを読む もっと厳しい筋書きも

斜面が崩れたミカン園

地滑りがあったミカン園 山の急斜面にあるミカン園というと人里離れたところを想像しそうだが、津久見市田尾のミカン畑は街中から遠くない。津久見高校をクルマで通り過ぎてまもなくの場所にある。「ミカン園崩落」「大分県津久見市」。日本農業新聞20日付朝刊にこんな見出しがあったので、記事を読んでみた。記事には、台風18号によって津久見市でかんきつに重大な被害が出ていることが明らかになった-とある。崩落した斜面の写真と生産者の話が掲載されていた。どんな状況なのか。現場に行ってみることにした。 続きを読む 斜面が崩れたミカン園

ハザードマップを見る

豪雨で護岸が崩れた津久見川 台風18号による被害を見ながらハザードマップを思い出した。津久見市役所のホームページを開いて「ハザードマップ」と打ち込んで検索すると、「洪水ハザードマップ」が出てきた。津久見川と青江川の浸水想定区域図がある。今回の洪水被害をマップはどこまで予測できていたのか。それを基にした洪水対策はどこまで進んでいたのか。マップの内容が市民にどれだけ浸透していたのか。もろもろを検証する必要があると思った。 続きを読む ハザードマップを見る

至る所で水があふれた

大水で壊れた青江川の赤木橋 高速道路を使って18日午前8時半に臼杵市に入った。臼杵から津久見、佐伯ととりあえず巡ってみようと考えた。まず、向かったのが国宝臼杵石仏。臼杵川沿いの国道502号を走る。泥が押し寄せた青江小学校石仏からまた臼杵市街地方面へ引き返し、国道217号を北に佐志生・下ノ江を目指した。海岸線をちょっと走って佐志生小付近を見てUターン。臼杵の中心地を抜けて国道217号で津久見市へ。うろちょろしているうちに時間がたち、佐伯市に入ったのは正午過ぎだった。とても回り切れない。いったん大分市に戻ることにした。わずか6時間余りだが、その間受けた印象を言葉にすると「至る所で水があふれていた」。 続きを読む 至る所で水があふれた