体系的に勉強したいが

ポリテクセンター大分の正面玄関 大分市皆春のポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)での訓練の第2週が終了した。建築CAD・リフォーム技術科では17日から「建築法規」の話に入った。3日間を1単位に最初の1カ月間は「建築学一般」について学ぶ。ただ、学ぶ分野の中にいろいろあって前後のつながりを感じにくい。

 訓練期間は6カ月間。前半の3カ月は座学中心で、後半の3カ月は実習となる。かんなやのこぎりなどの大工道具の取り扱いから始めて木造住宅の骨組みを造ったり、内装施工をしてみたりする。結構駆け足なのである。

 センターでの訓練の目的は、建築関連の仕事に就くための必要最低限の実務的な知識や技能を身に着けてもらおうというもの。いわば人材の促成栽培といってもいいかもしれない。

 これではもう一つ深みがないような気がして図書館に行ってみた。幸い建築関係の蔵書は多い。その中で「現代建築学 建築計画1」(鹿島出版会)を借りてきた。少し体系的に学べるのではないかと思ったが、どうだろう。

自分なりの家を考える

どっしりとした雰囲気の民家 11月2日に入所式が行われたポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)建築CAD・リフォーム技術科での訓練(勉強)も2週目を終えようとしている。

 訓練は伝統的な工法(在来軸組み工法)で建築される木造2階建ての住宅をモデルに、土台や柱、梁(はり)などの部材の名称を知ることから始まった。続いて平面図(部屋などの間取りを上から見た図)や立面図(建物を横から見た図)を読み、それを書き写す作業を行った。

 14日からは簡単な構造計算を行った後、住宅の基礎と1階・2階部分、屋根に入れる梁などを図面上に描く「伏せ図」の練習をした。どこにどのくらいの強さの部材を入れるかなど家の設計を考える際に欠かせない基礎的な作業である。

 一通りの勉強を終え、今月末頃には自分なりの家、住んでみたい家(2階建て木造住宅)をテーマに各自で平面図から伏せ図まで作ってみるのだそうだ。

 どんな家に住みたいかと言われて、格別これというこだわりはないが、自分なりに考えて設計してみろといわれても、今のままではきちんと図面ができそうにもない。さてさて困ったことだと思う。

坂ノ市に古民家を見に

分譲住宅地の看板があった 地図で見当をつけて行った場所は新興住宅地のように見えた。近くにはスーパーやパチンコ店などがあり、川沿いには宅地分譲の看板がある。その中に大きな家が見えた。路地を入っていくと、これだろうかと思われる家があった。大分市坂ノ市にある登録文化財「荻本家住宅」。大分市のホームページの解説によると、江戸時代末期に建築された入母屋(いりもや)造、桟瓦(ざんがわら)葺の木造平屋建て住宅である。登録文化財はこれではないかと思った

 大分市皆春にあるポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)からクルマで行けばそう遠くない。14日は木造住宅の構造計算のさわりを習った。ポリテクセンターで話を聞くだけでなく実際にいろんな建物を見た方がいいだろうと考えて、センターでの訓練終了後に訪ねてみた。

 江戸末期といえば150年以上の前になる。もっと外観が古びた感じの建物を想像していたが、そんな住宅は見当たらなかった。その中でこれかなと思ったのが写真の建物だった。そう思って見れば歴史の重み、風格が漂っているような気がしてきた。

税を考える週間だとか

 住民税について説明する大分県の資料11日から17日は「税を考える週間」だそうだ。租税の意義、役割や税務行政の現状について国民の理解を深めてもらうおうと、国税庁が設けた。税制や財政は難しい。国民が納めた税金が適切に使われているのか。国や都道府県、市町村の予算書を見ても数字が並んでいるだけでさっぱり分からない。

 もっと言えばさまざまな名目で徴収されているのに忘れている、気づいていないことがある。

 例えば「東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律」をご存じだろうか。この法律に基づいて市町村と県の住民税を合わせて納税者1人当たり計1000円が上乗せ徴収されている。そんなことは忘れていたし、何に使われているかも考えることさえなかった。 続きを読む 税を考える週間だとか

23億円は高い安い?

大分市が購入を決めたJR大分駅前の土地(今年5月撮影) 大分市のJR大分駅前にある通称「パルコ跡地」(約4300㎡)の買い主が決まったようだ。大分市は10日に開かれた市議会全員協議会で、パルコ跡地を約23億円で購入する方針を明らかにした、と新聞報道などで見た。この日誌でもパルコ跡地問題を何回か取り上げた(最初は6月28日付佐伯支局長日誌「一等地を市が買うの?」だった)。10日の議会全員協議会では「価格が妥当か」などの指摘があったそうだが、そもそも「是が非でも市が取得しなければならない」土地なのかどうかがよく分からない。

  市のホームページにも詳しい情報はない。パルコ跡地の購入資金を計上した8月の市一般会計補正予算案には「大分市中心市街地祝祭広場整備事業」「30億円」と書いてあるだけである。しかも、大分市が試合会場の一つとなる2019年のラグビーワールドカップ閉幕後も祝祭広場として使い続けるかどうか、再検討されるらしい。確固たる将来方針もなさそうなのにポンと23億円も出す大分市は太っ腹だ。 続きを読む 23億円は高い安い?

二次元と三次元の往復

護国神社近くから見る大分市の風景 建築製図(読図)入門の2日目である。ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)の実習室にある製図台に向かうのも2日目となった。初日の平面図に続き、立面図の作図を行うことになった。

 平面図とは上から見た家の間取り、部屋の配置である。立面図は横から見た住宅の外観である。初日に比べ2日目は首肩の凝りや目の疲れもちょっと軽くなった気がする。わずかだが慣れたのかもしれない。 続きを読む 二次元と三次元の往復

製図作業で首肩と目に

 ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)の建築CAD・リフォーム技術科の訓練は9日から、建築図面の見方・描き方に進み、武藤工業のHPから製図台がある実習室を使うことになった(左の写真は武藤工業のホームページから拝借した)。実習室は、写真のようなものが並べられた大きな部屋で、30人の訓練生がそれぞれ1台ずつ使う。最初に製図用ペンや定規類などの一式が配られ、建築図面で使われる極太線と太線、細線の説明を聞き、実際に描いてみることから実習は始まった。

 この後、住宅1階の平面図(リビングダイニング、和室、浴室、トイレ、洗面所、玄関、ポーチなどの配置図、間取り)のお手本を見ながら、マス目の小さな方眼紙に書き写す作業となった。柱や壁などモノによって極太線、太線、細線とかき分けなければいけないのだが、写したものを見ると、どの線も同じように見える。

 初めての作業に首や肩は凝るし、目はしょぼつくし、パソコンの画面を見ることも億劫に。今日の日誌はこれぐらいで終わりとさせてもらいます。

初めてのジョブカード

ジョブカードの案内チラシ 「ジョブカード」を知っている人はどれくらいいるだろう。ポリテクセンター大分(大分職業能力開発促進センター)で8日、今月2日に入所した訓練生のための第1回就職活動全体説明会が開かれた。テーマは「新ジョブカードについて」だった。ジョブカードの作成は履歴書を書くための準備作業でもある。説明会ではジョブカードを書くための前段となる「これまでの自分を振り返る作業」をすることになった。

 まずは「自分が熱中し、没頭し、ワクワクした経験を書いてください」とある。36年余の記者生活を振り返れば、特ダネだなんだのと大騒ぎしたこともあったし、他社に出し抜かれてほぞをかんだこともあった。しかし、今になって振り返れば、当時の自分が思ったほどには大したことでもない。改めてサラリーマンとして何をしてきたかと問われると、困ってしまい、何も書けなかった。 続きを読む 初めてのジョブカード